すれちがい夫婦がうまくいく

満たされる夫婦関係をつくるためのアイデア

日常の中に潜むブラックホール=妻の不倫。 落ちたことに自分で気づく思考法3つ!

こんばんは。ユリです。

 

今日もこのブログに来てくださってありがとうございます。

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今回はBさん(40代・主婦)からのメールです。

 

「うちは夫婦仲は悪くはありません。それなのに、いつの間にか夫以外の第三者をすきになって心の中に入れてしまっていました。

 

夫も薄々は気づいているけれども、そっとしといてくれています。

 

そのことで夫婦が別れるとかの展開はないようです。

 

忍耐強く、しっかりしたパートナー(夫)です!

 

パートナー(夫)のすばらしさはわかっているのですが、私の気持ちが揺らぐんです。

 

ユリさん、私はエバのように禁断の実を食べようとしてしまっているのでしょうか?

 

自分の立ち位置がわからないのです。自分が見えなくなっているんです。」

 

Bさん、メールをありがとうございます!

 

そして、エバというのは、旧約聖書・創世記に出てくるアダムとエバのことですね?

 

禁断の実を食べようとするくだりは、あなた(妻)が不倫をしてしまいそうになっていることを言われているのですね?

 

Bさん、視点を変えてお話ししますね?

 

 

1:三浦綾子さんの「氷点」から話します

人は種を蒔けばその刈り取りもすることになります(聖書)

 

 

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あなた(妻)は三浦綾子さんの「氷点」は読まれましたか?

 

ご存知じゃなかったら、

 

あらすじだけでも検索してよんでください。

 

それから、このブログの続きを読んでくださいね。

 

 

 

わたしは三浦綾子さんの「氷点」を深堀解説した森下辰衛さんの「氷点解凍」という本から以下の文を引用したいと思います。

 

聖書に「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。(ガラテア人への手紙6章7節)とあるように、やがてこの家は刈り取りをすることになる。

不幸の種とは何か?それは「身勝手」つまりは自己中心だ。しかも「大人」の身勝手という種が蒔かれると、淋しさという冷え冷えとした水を吸って不幸が育ち、ついに死が実る。しかし、それは人間の家庭という家庭がほとんど例外なく負っている恐ろしい現実・・・以下略

 

というところがありました。わたしも含めて人って、自己中心に生きたい生き物です。

 

なぜかというと、楽だからです。

 

 

2:人間を計る尺度に自分用と他人用がある

 

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人間を計る尺度に自分用と他人用があります。

 

 自分には甘く寛大で、他人には厳しくミスも大きく捉えがちです。

 

ということを踏まえて考えると、Bさん、あなた(妻)のなさっていることはどういうことになるのでしょうか?

 

不倫というブラックホールにあなたは落ちてしまったことをご自身で気づいていらっしゃらないんですね?

 

自分のことは美化しがちで、運命とでも思われましたか?

 

Bさんの立ち位置は不倫ですね。

 

3:上から見まわしてみる思考をする

 

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ご自身でそれとわかるためには、ヘリコプターに乗ると想像して、上から見まわして見てください。

 

上から見るとパートナー(夫)が見えます。辛い思いをしていますね?

 

心傷ついて我慢しています。あなた(妻)にいうことはしません。責めず、離婚もせず嵐が過ぎ去るのをじっと待っていますね。

 

このままであなた(妻)はいいですか?

 

大切な人の心を傷つけています。

 

お子さんにも影響します。あなた(妻)は母親ですから、女であることを優先してはい

けません。

 

 

先程の引用に「種を蒔けばその刈り取りもすることになります」とありましたね。

 

蒔いた種とは、あなた(妻)が女であることを優先することで、刈り取りとはおこさんに何か悪い影響があるよと意味しています。

 

人間はアダムとエバの時からあざといので例え悪いことが起きたとしても、自分たちのせいではないと思おうとします。

 

自分を守るために理論武装します。

 

でも、何かが起きてしまって後悔しても遅いのです!!

 

小説「氷点」の中では、妻の不倫の罪に子どもの殺害が取り上げられていて、こんなことはありえないのですが。

 

母親と女を天秤にかけて、女を優先してしまう瞬間が日常の中に潜む、わたしたちのすぐ傍にある悪だと思うのです。

 

自身にはとても甘いので気付きにくいけど、不倫という罪を犯す危険は、いつも自分の隣にあると、知っておいてください!!

 

三者的に自身を見れるもう一つの目がほしいです。三つ目小僧になりたいと本気で思います。

 

こんなことがあるなんて、Bさん、あなた(妻)はまだ若くきっと、美しいかたですね?

 

もういちど、よく考えてみてくださいね。

 

今、目を覚ませば後あと助かることがたくさんありますから!あなたを心から応援しています。今日はメールをくださり心から感謝します。

 

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 まとめ

  1. 人は種を蒔けばその刈り取りもすることになります
  2. 人間を計る尺度に自分用と他人用がある
  3. 上から見まわしてみる思考をする